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執筆者の写真金 用大

娘の趣味

うちの娘は(どこのお子様もそうかもしれませんが)昔から定期的に好きなものが変わる子です。そのスパンが、親からすると短くて、おかげさまで我が家にはいろんな種類のおもちゃや本がいっぱいです。困るのは、Aというものが好きだったのが飽きてBに行き、Cに行くかと思いきやAに戻るということがあるので、うかつに処分できないことです。

 

現在7歳ですが、ここ1年以上、彼女にしては珍しくロングはまりしているものがあります。

それは、恐竜です。

きっかけが何だったのかは忘れましたが、あるころから恐竜が好きになり、まだカタカナもおぼつかなかったのですが見る見るうちに読み書きができるようになりました。恐竜の名前はもちろんのこと、種類や生息していた時期(たとえば有名なティラノサウルスは獣脚類で白亜紀に生息していました。)や、恐竜の色や形まで、どんどん記憶していきます。

恐竜に関しては、マンガのようなものから本格的な図鑑まで幅広く貪欲に本を読み漁ります。イギリスで製作された「プラネット・ダイナソー」という番組が、アマゾンプライムで見られるので、それを繰り返し見て恐竜の動きもばっちりです。

公園に行くと、恐竜ごっこしようと持ち掛けられます。最近では、学童で恐竜ごっこの時間制限をされているらしいです(人が多いと危ないから、とのこと)。

 

先日、念願叶って、福井の恐竜博物館に行ってきました。

公立の博物館なので入場料はリーズナブルなのですが、中はものすごく充実していました。1泊2日で行ったのですが、結局2日とも博物館にいました。

娘は、入口にある大きなティラノサウルス(の人形)に果敢に向かっていき、うれしそうに吠えていました。博物館内のレストランでは恐竜を模したメニューがたくさんあり、お土産屋さんには「恐竜博物館限定」と書かれたマニア心をくすぐるグッズがあふれていました。

 

福井県は県をあげて恐竜を推していますし、福井駅前に大きな恐竜がいるのをご存知の方もおられると思います。今回行くことになって初めて知ったのですが、県内にはいくつか「恐竜ホテル」を名乗るホテルや旅館があります。通常の客室とは違って内装などに工夫をされているもので、娘はそのなかでも、恐竜の人形が客室に置いてあって自由に遊べるところに泊まりたいと言ったので、そこに決めました。

 

恐竜ホテルというからには、恐竜博物館とセットで楽しむことが前提だと思い、そうすると恐竜博物館の近くにあるに違いないと思い込んでいました。

住所も確認せずに予約して、出発が近くなってからグーグルマップで検索してみると、なんと恐竜博物館から車で1時間かかる恐竜ホテルでした(別のホテルは博物館近くにもあるようです。)。大きな誤算でしたが、とても良い温泉旅館でしたので、それも含めて良い思い出になりました。

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